持ち帰れる群馬の特産品を全国へ
上州くいどころは「くいどころ群馬」を全国に発信し、群馬県の知名度向上を目標としている。その目標を達成するための強みは主に3点ある。まず1つ目は、社員全員が大学1年生であることから、個々の自由な発想をより活かすために毎回のミーティングを重視した活動を行っている点である。さらにミーティングを始める際にこれまでの進展や個々が担当している役割の近況報告の情報共有を行っている。そうすることにより、会社全体の軸をしっかりと固めることができ、社員それぞれの意識を高めることに繋がっている。 2つ目として、弊社はみまつ食品様と提携することで、プロの目線から御指導して頂くことにより私達が行おうとしていることを形にし、商品の価値を高めることができる。 3つ目は、群馬県庁が組織する「ぐんま・すき焼きアクション」に上州くいどころがプロジェクト団体初の学生団体として参加していることである。参加することで販路拡大や広報面において、弊社の商品を群馬だけでなく、全国へ広めていく。これら3つを弊社の強みとし目標達成を目指す。
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活動期間 | 2015/04/01〜2016/03/31 |
活動人数 | 5 |
チーム名 | 上州くいどころ |
業種 | 卸売・小売業 |
事業目的 | 仮想企業『上州くいどころ』は県が組織するぐんま・すき焼きアクションの参加団体に加盟し、共に地域活性化を目指す。弊社は群馬がすき焼きの自給率が100%であることに注目し、すき焼きに関連した商品を考案する。さらに群馬ならではのすき焼きを通じて「くいどころ群馬」を全国に発信し、群馬県の知名度を向上させることを目指す。 |
事業紹介 | 群馬県はすき焼き自給率100%である。私達はその知名度を上げるべく、群馬県産食材の魅力がつまったすき焼きを新しい形で全国に発信する。さらに群馬県庁が組織する「すき焼きアクション」に弊社がプロジェクト団体初の学生団体として参加し、「くいどころ群馬」を全国へ発信し、地域活性化を狙う。 |
対象顧客 | 商品化した際には「持ち帰れる群馬の特産品」として売り出す。対象顧客はお土産を買いに来てくださる主婦層をターゲットとし、手に取りやすいサイズと価格で販売を行う。 トレードフェアでは「群馬のすき焼き」を多くの人に知ってもらうべく、「ぐんまのすきやきまん」をその場ですぐに、温かいうちに食べてもらいたい。そうすることで高級イメージの強いすき焼きを若年層にも提供できると考えている。それにより、群馬県ならではの「すき焼き」を顧客にお届けし、「くいどころ群馬」を全国に少しでも多く発信していきたい。 |
優れた点 | 私たち上州くいどころは社員全員が大学一年生であることからフレッシュそしてアクティブに商品開発を行っている。今回私たちは「群馬県すきやき自給率100%」に目を付け群馬県のすきやきを中華まんの具材にしたすきやきまんを開発した。このすきやきまんを手軽に食べてもらう事から、群馬県のすきやきを県内そして県外に知ってもらいたいと考えている。 また群馬県の事業であるすきやきアクションへ参加する事により話題性また、今回開発したすきやきまんを物産店などでお土産とし販売する事で観光客へ群馬はすきやきのくいどころと認識させる。それらの事から県内のすきやき専門店への顧客促進、群馬県の観光客促進を向上させることから群馬県の地域活性化に貢献したいと考えている。 今回開発したすきやきまんは、牛肉ではなく豚肉を使用する県民性を始め、名産品である県内産のキャベツ更に群馬県のソウルフードに多く使われている味噌を隠し味にし、群馬県のすきやきの味を楽しめる商品に仕上げた。またこの商品は、お菓子等のお土産よりも食材そのもののおいしさを伝えることができ、食材そのものよりお土産に適した形である。 |
広報戦略 | 弊社の開発商品はすき焼きを中華まんという形にしたことで、気軽に群馬のすき焼きを味わってもらうことができる。この利点を活かし、「ぐんま・すき焼きアクション」で課題となっている若年層の顧客獲得を目指す。この発想は同世代である私たちならではのものである。群馬のすき焼きを全国に広めるため、まずは県内での認知度向上を図る。その手段として、地元新聞社や地元テレビ局などの取材を受ける。さらに、群馬県庁広報課により県外情報発信強化の取り組みの一環として発行されている「ぐんまちゃんレター」に弊社の取り組みを掲載していただくことで、県外に向けてもアピールできると考えている。販路においては、まず提携先企業の株式会社みまつ食品様の直営店や通信販売で販売していただき、顧客の獲得をしていきたいと考えている。しかしそれだけに止まらず、「ぐんま・すき焼きアクション」への参加によって県内メディアや企業との関係を築き、販路拡大を狙う。また、若年層への情報発信にも力を入れTwitterなどのSNSを活用していく。 |
提供(販売)方法 | 群馬県はすき焼きに必要な具材が全て県内産食材で賄える「すき焼き自給率100%」の県である。群馬県産食材の魅力がつまった「群馬のすき焼き」をより多くの人に知ってもらうため、すき焼きを中華まんという形で提供する。中華まんは野菜や肉よりも保存がきき、調理の手間も省けるため、群馬県産食材をお土産として持ち帰ることが出来る。この商品は、お菓子等のお土産よりも食材そのもののおいしさを伝えることができ、食材そのものよりお土産に適した形である。まさに「持ち帰れる群馬の特産品」なのである。お土産として購入してもらうため、立ち寄りやすく多くの人の目に触れる駅のお土産ショップや食の駅などでの販売を考えている。併せて、冷凍食品という商品の性質に適した通信販売も進め、群馬県を訪れたことのない県外の方にも開発商品を知っていただく場を作る。これにより、新規顧客だけでなく、リピーターの獲得も期待できる。 |