乳がんの方の味方になる湯あみ着で楽しい入浴時間を
弊社は、「もっとおしゃれを」を理念に商品を開発しています。 群馬県は国内でも有数の温泉地であり現在も多くの方が訪れています。しかしながら、そのなかでも身体的事情や精神的な事情によって温泉などの温浴施設を遠ざけている方がいます。 そして、その方々をサポートする商品も数多く存在しています。しかし、それらの商品はコンプレックスを隠すためだけの商品が多く地味で、使用したくなるとはあまり言えません。 そこで、おしゃれな商品を開発し、利用しやすい環境を整え、今まで温泉を敬遠していた方が、温泉を利用したくなる環境を作っています。そして、様々な利用者が心や体を癒すために温泉を利用するような社会になってほしいと考えています。
ツイート |
活動期間 | 2023/05/01〜2025/03/31 |
活動人数 | 5 |
チーム名 | 燈(とぼし) |
業種 | 卸売・小売業 |
事業目的 | 弊社の目標は、「温泉のダイバーシティ化の実現」です。群馬県は草津・伊香保など国内でも有数の温泉地が集まっています。しかし、様々な事情により温泉を敬遠している方が多くいます。 そこで、温泉利用者・宿泊者の市場の拡大や、「体験価値の向上」につながる商品を開発・提供し、温泉を敬遠されていた方に温泉で入浴していただきたいと考えています。 |
事業紹介 | 私たちは、「もっとおしゃれを」を理念に、乳がん経験者に快く温泉に入っていただけるよう、湯あみ着を開発しています。私たちが機能性やデザインを重視した湯あみ着を開発することで、乳がん患者皆様の笑顔が増えるよう後押しします。 |
対象顧客 | 弊社の想定している顧客は「乳がんにより乳房を摘出された方」です。乳がんの患者数はここ10年で、急増していて現在は女性の9人に1人が乳がんになるとされています。また、乳がんで乳房を摘出された方の中には傷をみられることが気になり、温泉を利用できないという意見があります。弊社は、その方々に向けて従来の湯あみ着のような胸を隠すだけでなくおしゃれで機能的な湯あみ着を開発しています。 |
優れた点 | 製品の優れた点は、デザイナーの方が施したデザインと、実際に乳がん患者の方に監修をいただいた機能面です。デザインはレース生地を使って普通のワンピースに近いものにすることで、使用する方が着たいと感じ、温泉に入りたいと思ってもらえるような商品になっています。また、生地は触り心地のいいメッシュとレース生地を重ねて使用することで通気性が良く泡切れが良いのに肌が透けにくくなっています。そして、二重にすることで生地同士がくっつき肌にくっつかないので濡れた時の不快感が少ないです。さらに、この製品には側面に広い洗い口が付いていて、体の湯あみ着に覆われている部分も洗いやすくなっています。 |
広報戦略 | 主に、マスメディアを利用した情報発信を目指します。情報発信能力のある媒体に取り上げていただくことで、自分たちの商品だけでなく、商品を通して私たちが実現したい「誰もが平等に温泉を利用できる社会 」の実現に向け、発信する機会を得られます。 昨年度参加した「サウナ・スパ関連商品等開発支援事業」にて商品の展示をきっかけに、「読売新聞」の記者の方から密着取材を受けたり、日々の活動の中で、前橋で発行されている「me bu ku新聞」の編集長さんから取材のお声がけをいただいたりしています。プレスリリースにて”学生”と”地元企業”が協力した商品開発であることを強みとして発信 し、マスメディアに取り上げられるようにします。今後もSNSの発信だけでなく発信者の目にとまるように展示会の参加や燈主催イベント等を行っていきます。 燈主催のイベントとして、「おそろでおんせんYou&Me」プロジェクトを予定しています。10月1日のピンクリボンデーに予定しています。湯あみ着をみんなで着てお風呂に入ろうというイベントを通して、湯あみ着の存在と商品のPRをしていきたいと考えています。 |
提供(販売)方法 | 販売方法は販売型クラウドファンディングを行う予定です。クラウドファンディングで販売することで受注生産に近い方式をとることができるので私たちの湯あみ着を必要としている方にお届けすることができます。また、私たちの成し遂げたい理想の過程にある、湯あみ着の普及につながると考えます。 さらに販売型クラウドファンディングを複数回重ねて行うことによって、リアルなフィードバックから、迅速な商品改善ができるため、より良い湯あみ着を提供できます。 |