水沢うどんの新しい活用方法開発プロジェクト
水沢うどんには、手打ちにこだわっている店と機械製麺のうどんを提供している店があります。機械製麺は、加工でんぷんが多く含まれていますが、手打ち水沢うどんは、塩と小麦粉のみで作られています。ほとんどのお店は機械製麺のうどんを提供しており、手打ち水沢うどんを提供しているお店は、清水屋様、山源様、三升屋様の3軒のみとなっています。私達はその3軒にお伺いしたところ、「手打ち水沢うどんの知名度が上がったらうれしい」というお話を聞きました。そこで我が社は、手打ち水沢うどんのことについて調べ、手打ちだと麺を打つ際に切れ端が出てしまうことを知りました。切れ端は、お店で出すうどんとしては提供できない部分になっています。 そして、手打ち水沢うどんを提供している、清水屋様と提携をさせていただき、その切れ端を有効活用していく商品開発を行っています。
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活動期間 | 2015/05/01〜2016/03/31 |
活動人数 | 5 |
チーム名 | みずさわ屋 |
業種 | 卸売・小売業 |
事業目的 | 我が社では、手打ち水沢うどんを使って商品開発に取り組んでいます。提携していただいている企業様では、1年で約212キロのうどんの切れ端が出てしまいます。切れ端は、ムダになってしまったり無料で提供されたりしています。そこで我が社では、この切れ端を有効活用することで、手打ち水沢うどんの新しい使い道を考えています。 |
事業紹介 | 我が社は、手打ち水沢うどんを使ったおやつの開発を行っています。手打ち水沢うどんの特徴であるコシの強さ・小麦粉の味・塩気を活かした商品を開発するとともに、手打ち水沢うどんの切れ端を有効活用することで、ムダになっている切れ端の新しい使い道を考えています。 |
対象顧客 | 本商品が対象とする顧客層は主に10代から20代です。当商品に入っているうどんには、脳の働きを活性化させる効果のある糖が入っています。さらに、集中力を持続させるマルトデキストリンという成分も入っているため、集中力の持続が必要な若い世代の生活に対応します。例えば、受験生は、食事に時間をあまりかけられない傾向があります。受験勉強は集中力の持続が大切なので、集中力を持続させるためにも私たちの商品はよい働きをしていくと考えます。 |
優れた点 | 我が社の優れた点は、3つあります。 1つ目は水沢うどんを打つ際に出てしまう切れ端を有効活用する点です。普段清水屋様では、切れ端を無料でお客さんに提供しています。無料で提供し、一般のお客さんに美味しく食べてもらうことも、とても良いことだと思いますが、私たちがその切れ端を使い、活用することによって、新しい形でお客さんに提供できると考えます。 2つ目は清水屋様、シャンティー様と提携した点です。水沢うどんと洋菓子屋さんという和と洋の意外な組み合わせが他の事業にはないと考えます。 3つ目は地元のシティマラソンに私たちが考えた商品を提供する点です。地元で行われるイベント「前橋渋川シティマラソン」という幅広い年齢層の方が集まる場に、商品を出すことによって、水沢うどんの知名度向上につながり、大学生が開発したということで話題性にもつながると考えます。そして、地元が主催するイベントということなので、群馬県により密着した商品が作ることができます。それから、マラソンに参加している人に我が社が考えた商品を食べてもらうことにより、元気に最後まで走りきってもらいたいと思っています。 |
広報戦略 | いつでもどこでもインターネットを利用できるユビキタス社会によって、TwitterやFacebookなどのSNS利用者が増えてきています。そこで、我が社の商品をTwitterなどSNSで発信することで多くの方に、我が社が開発している商品を知っていただき、「この商品を食べてみたい!」と興味をもってもらえるるように活動していこうと考えてます。また、我が社のオリジナルキャラクターを作成しました。うどんの和のイメージとは違い、ポップな仕上がりとなっているので、多くの方に親しみや興味を持っていただけると考えます。 |
提供(販売)方法 | 群馬県で毎年4月に開催される、前橋渋川シティマラソンのコースの途中で水分や食べ物を補給できる休憩所にて提供します。 さらに、商品を作っていただいている洋菓子店のシャンティー様での販売も検討中です。 |